長襦袢 半衿と袖 

半衿

半衿

着物の下に着る下着「長襦袢」(ながじゅばん)に付ける「襟」~えり~の事です。

長襦袢の役目は、高価で大切なお着物を汚さないために、直接着物に首の汚れや皮脂、汗、ファンデーションが付かないように保護するという大切な役割があります。

なぜ半衿をするのか

なぜ着物に半衿をつけるのかというと大きく2つの目的があります。

 

①長襦袢本体の襟部分に汚れが付かないため

長襦袢本体が汚れると、洗うのが大変です。そこで長襦袢用の衿をつけます。

また、衿部分というのは汚れやすく、洗っても落ちにくい汚れとなりやすいです。その汚れを、そもそもつけないようにしようと考えられたものです。

 

②オシャレの重要ポイントのため

半衿の基本は無地の白。
改まった席では、その場に合った装いを選びます。

普段着であれば自由に組合せを楽しむこともできます。

お顔周りを引き締めたり、華やかさを演出したりする
重要なアイテムのひとつなのでさまざまな工夫ができます。

着物を着るときの大きな楽しみのひとつとなります。

自分で付ける場合はこちらに詳しく書いてあります。

半衿のつけ方(動画)

 

ここでは、より簡単に半衿の付替えをしたい方に便利な長襦袢をご紹介します。

長襦袢と半衿がファスナーで対になっていて肌着(長襦袢)と半衿をすぐに取り変えたり、外して洗うことができます。

 

さまざまな衿のデザインがあり、気軽に自分で衿を付け替えれるのがいいですね。

さらに袖もマジックテープになっていてたくさん袖の種類が出ています。

きものから垣間見える衿と袖のおしゃれも同時に楽しむことができます。